2.騎士の配置について                                       ページ2

もっとも効率の高い配置は騎士1で1位になる事である。 もちろん相手もどんどん騎士を置いてくるので競い合いになる。 騎士の配置については必勝法に書いてあって参考になるのだが それ以外にも考えてみよう。

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@最初の王の移動での配置

序盤は空白の土地にばらまく感じで置いておけばいいと思う。
王の移動で王の位置は隣接地2の4点の土地に動かして他者を競合させるか 自分の大公の土地に置き競争地にさせないかどちらかだと思う。

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A空白地への配置

自分のターンでまだ誰も置いていない土地があれば 騎士を配置する。

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Bへき地への配置

3ターン目でもまだ誰も置いていない土地がある事がある。
4点の土地に多いのだがタワーか1のカードを使って配置して1位をねらう。

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C自分の大公の土地

最初自分の大公の土地には騎士が2配置される。
369のターンで1位になっていれば+2点である。
なるたけ敵に1位を取らしたくないが1のカードで そのほかの敵と同数にされたり時には大公の土地に 味方の騎士が0となる場合がある。
その対策は奪還にいくかほっとくかのいずれかであるが 後述する騎士の効率で判断する。

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D7点、6点、5点、4点の土地への配置

それぞれの土地については後述する。
7点の新カスティリアは2位でも4点3位でも2点ある。
これはガリシアの1位4点2位2点から考えると 当然価値が高い。
隣接地が多い所は点が高いために競合が予想され またへき地は少ない騎士で得点の可能性がある。
これは必勝法のページで解説されているが やはり7点、6点の土地は取りにいきたい。
また3のカードで7、6点の土地の得点カードは1枚 5点の土地の得点カードは2枚 4点の土地の得点カードは2枚で 5点の土地を中心に騎士を配置する作戦もありえる。

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Eタワーへの配置

タワーへの配置は序盤はへき地へ配置するために、 中盤終盤は一気に一位をとりにいくために配置する。
タワーで一位を取ってさらに派遣した土地で一位を とれば2度取りでかなりおいしい。
なおタワーの騎士の数は見えないのだが後述する方法でわかる。

2-B

追記・【騎士の配置数・騎士の効率・いい形の考え方について】 いかに30個の駒を効率よく配置できるかがこのゲームを 勝利する方法である。 序盤は各自あまり騎士を配置できないので3ターン目まで 空白地のとりあいになる。

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騎士の配給数

ターンごとに各色の騎士が増えていく。
5名プレイの場合、配置の平均が3のため 3ターンで9、6ターンで18、9ターンで27が 平均配置数である。
平均を取っていては30コの騎士を配置できない。
つまり多く配置できるカードの価値は3名プレイに比べ高い。
さらに田舎か館に戻されるカードがあるため 全プレーヤが30コすべて配置するのはきびしい。
なお4名プレイの場合は1のカードをとらないと仮定すると 平均は(5+4+3+2=14 14/4=3.5 3.5×9=31.5)
3名プレイの場合は1、2のカードをとらないと仮定すると 平均は(5+4+3=12 12/3=4 4×9=36)
3名プレイでは騎士を5名プレイよりすべて配置しやすい。
なお私の仲間でプレイする時は騎士をすべて配置後の 自由に館に戻れるルールは不採用としている。

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騎士効率

研究のページにあったように騎士の効率という考えかたが ある。
これを騎士効率と名付ける。
騎士1コで空白地を1人でおさえるのが最も効率的である。
次に 例えば騎士1で7点の土地の2位4点をとったとする。
すると騎士1×4=4の価値がある。
また例えば大公のいる4点の土地の1位を6コでとったとすると 騎士6÷6=1の価値である。
終盤でもタワーに大量に騎士を投入して相手か自分の土地に 派遣する事となるがものすごく多い数で1つの土地を とる事は効率が悪くなる。
例えば9ターンで3位で1騎士で1点をとっているのと 1位で10騎士で5点とっているのは3位のほうが 騎士効率が良いといえる。 各地方騎士1コ差で得点をとるのが騎士効率が良いと いえる。

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(騎士配給数と騎士効率)

国の点数の合計は 13+12+10+10+10+9+8+7+6+9=94点
5名でプレイする場合30*5=150コ
4名でプレイする場合30*4=120コ
11+10+9+8+9+8+7+6+6+8=82点
3名4プレイする場合30*3=90コ 94÷150=0.62666 94÷120=0.78333 82÷90=0.9111 と計算できるから 最後の9ターンで騎士1で0.6266以上の得点ができれば いいと考える。
5名でプレイする場合供給数は1ターンごと平均3だが 30÷9と考えて そこから騎士効率がいちばんいい置き方をさぐる。
1ターン目 94÷(30×5÷9)= 2ターン目 94÷(30×5÷9)×2= 3ターン目 94÷(30×5÷9)×3= …… 9ターン目 94÷(30×5÷9)×9= と計算できるが実際は点の効率より盤面をよく見て 他の色のプレイ、配置、得点を加味して 騎士を置くこととなる。
ただし配置してある騎士の1コの価値は序盤のほうが高いので(ライバルも少ないから)厳密な騎士の効率はさらなる研究が必要なのである。(誰か研究してけろ)

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(いい形)

土地に1個騎士だけ置いてあるのは序盤で現れるいい形である。
例えば大公なしのバスク地方(1位5点2位3点3位1点)に 青が5コ赤が3コ黄が1コ置いてあるとする。
これが私が考える中終盤でのいい形である。
青も赤も黄色も騎士効率が1である。
(5/5、3/3、1/1) 赤が一位になるためには騎士を3増やす必要があるが 騎士3で合計騎士6で5点を取るので効率が1を割る(5/6)
同様に黄色が2位を狙うのも(3/4)となり効率が悪い。 他に効率がよい所に投入したほうがいい。
また他のたとえば茶が5のカードで5コの騎士投入と なっても同率一位の2位になるため攻めこみづらい。
これがいい形である。
例えば自分の大公がバスクにいてこれを10コの騎士で 1位をキープして他が3コで2位1コで3位をとっていたら これは1位でも悪い形である。 なぜなら騎士効率(7/10)で1を割りきるからである。
自分の騎士が動かされてガリシアの3位とか他人の大公の 所に大量に動かされるのも言うまでもなく悪い形なのである。